つくしを食べる

毎年、畑にたくさん生えてくるつくしをとって、食べている。

春になり、つくしが顔を出すと、子どもたちが「つくしが出てきたよ!」と教えてくれる。

食べられるくらいの大きさに成長するのを楽しみに待ち待ち、ちょうどよく成長したところで、取りまくる。

特に上の方が緑っぽいのが、炒めると甘くなって、とても美味しい。

1年に1度、1番美味しい時を外さずにとってきて、一本ずつはかまをとって調理して食べる。

普段はなかなか食べられない、レアな食べ物だから、みんな大好き。

毎年、つくしが出てくると、喜んで食べている。

ビニールハウスができたりして、いつでも食べられるのは、とてもありがたいし、とても便利。

その時期にしか食べられないようなものは、調理が大変なものが多い。

たけのこ、つくし、きのこ……。

でも手間がかかる分、美味しいし、その時の季節の栄養やエネルギーがギュッと詰まっていて、パワーがもらえる。

旬を見つけて、手間をかけて、味わう、その楽しみ方は全てのことに通じるのかもしれない。

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