スピリチュアルとの距離感

スピリチュアルは、私たちの心を救ってくれる面もありますが、上手に付き合わないと、私たちの目を塞いでしまうものになってしまうこともある、と感じています。

スピリチュアルを謳う人は、星の数ほど多くいます。

でも、その人の言うスピリチュアルが正しいと証明する方法は、ありません。

全て、その人の体験談、感じたこと、考えでしかないのです。

それは、どうやっても私たちには傍観するしかなく、それらを共有することはできないのです。

私の考えるスピリチュアルは、この世界に地に足をつけて、でも人の魂、自然の中にある魂、そして自分の魂という、目に見えないものと一緒に生きてゆくことです。

日々の暮らしの中で、人と心や魂が通い合うような交流ができた瞬間。

家族や動物、植物や自然に愛情や感動、感謝の気持ちでいっぱいになる瞬間。

様々なものの美しさに触れて、心が震える瞬間。

ふと、過去にかけられた言葉や、してもらったことの大きな意味に気づく瞬間。

神様の采配としか思えないような、ささやかな奇跡が起きた瞬間。

日常の中に起こる、身近なその小さな瞬間を心に留めながら生きることが、スピリチュアルに生きることなのだと思います。

スピリチュアルとは、誰もが触れることのできるように、どんな人のところにも散りばめられている小さな奇跡の数々です。

日々の中、少し目を向ければ、スピリチュアルな生き方はすぐそばで、いつでも、私たちのスピリチュアルな世界への訪れをを待っていると思います。

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