ホームエデュケーションの学び

ホームエデュケーションは、子どもが家で大人に見守られながら、安心して自由に学びながら暮らしていくもの。

家での学びは深く広くて、生活にも密接に結びついて、学びを通して生活をして、生活を通して学んでいる。

その学びは、子どもだけのものではなくて、大人も子どもと一緒にやりながら学び、子どもと一緒に成長させてもらっている。

子どもは大人よりもずっと学ぶことにとても貪欲だから、興味を持って学び出すと、止まるところを知らずに、どこまでも学んでゆく。

例えばそれは生き物のこと。

最初は生き物の名前、分類、特徴や生態。

生き物同士の大きさ、速さや強さなどの比較。

生き物の食べるもの、うんちの形や色。

昔の生き物にも広がり、生きていた時代、いた国や地域、今の地球になるまでの歴史。

例えばそれは料理のこと。

最初は家庭で出てくる料理の名前やレシピ。

使う野菜、材料、調味料。

世界の料理、野菜、調味料。

はかりで測る重さ、カップで測る量。

レシピに出てくる数量、作る手順。

レシピの分量を人数によって計算して増やしたり減らしたり。

ホームエデュケーションだと、そういうことを一緒に一つ一つ、ゆっくりと学んでいける。

そういうことを一緒にやっていると、実は大人もなんとなくしか分かっていなかったことがたくさんある、と気付かされる。

私は子どもとのホームエデュケーションで、なんとなくしか理解していなかったことを、たくさん学ぶことができた。

ホームエデュケーションとは子どもと一緒に学ぶこと。

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