
ある方に私の作品を見せたら、「あなたは世界の片隅で、平和を訴えているんですね。」と言われた。
はっきりとした輪郭を持たずに、続けていた私の作業に、朧げに輪郭が生まれた瞬間だった。
その言葉がとてもしっくりきて、そして嬉しかった。
自分が世界の中心で輝きたいなんて思わない。
注目されず、気づきもされず、ただこの世界の片隅で、そっと光っていたい。
ふとその光を見た人の心に触れて、その瞬間ホッとしてもらえたなら、嬉しい。
夜空に数多輝く星たちの中、世界の片隅で、時折そっと光る。
そんな星でいたい。