便利なものと工夫して使うもの

生活を便利にしてくれる道具、というものに惹かれる。

日々の家事や仕事が楽になり、楽しくなる、というと魅力を感じて、つい購入してしまうことが時々ある。

でもそういう情報を見ていると、こんなにたくさん、全部買ったのかな?

良いものを探すために色々試すと、結局無駄になってしまうものも結構あるのんじゃないかな?とふと思う。

私自身も、便利になりそうと思って、生活の向上のために購入したのに、使ってみたら私には使いにくかったり、合わなかったりで、無駄になってしまったものもいくつかある。

便利さを追求するばかりではなくて、昔から長年使われてきた道具や、今家にあるものを工夫して使うことも大事なのかな、と思う。

例えば、私は絵を描いていた祖母から譲り受けた画材がかなりあり、料理好きな母から譲り受けた食器や調理道具が結構ある。

自分のお気に入りの新しい素敵なものが欲しいな、と思う時もあるけれど、新しいものを購入すると、古いものは捨てなければならなくなることもある。

まだ使えて、思い出のあるものも多いので、愛着のあるものを大切に使いながら、持っているものを工夫して使っていきたいと思うようになった。

便利なものも、使うことで負担が軽くなるようなものは取り入れていきたいけれど、便利なものばかりにならないように、バランスを取っていくのがいいように思う。

便利さばかりになってしまうと、物への感謝や、ありがたみが薄れていってしまうように思う。

あるものを工夫して使うのも、とても楽しいし、使うかも、と取っておいたものが役に立ったときの嬉しさもある。

便利なものも、工夫して使うものも、どちらも楽しみながら大切に使っていきたい。

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