勉強と学び

ホームエデュケーションでよく問題になるのは、勉強の問題だと思います。

学校に行かないことは受け入れられても、勉強をしないことは、親としては、なかなか受け入れるのが難しいことだと思います。

娘が学校へ行かないと決断をした時、勉強はどうしたら良いんだろう、と不安でした。

娘の場合は、保育園でしばらくプレ入園したのちに保育園へは行かない、と拒否したので、小学校も行かないだろうな…という予想はできていました。

それでも、勉強面には不安がありました。

予想通り、小学校へは行かない、勉強もしない、と言われました。

当時学んでいたモンテッソーリ教育の講座で、「子どもは自分で学んで成長していく」ということを学んだこと、その頃に出会った先生の「子どもは、いつか自分のタイミングでスイッチが入って、勉強しだすから大丈夫」という言葉もあり、娘の自分で成長していく力を信じよう、と決断しました。

小学6年間、時々不安に襲われることもありましたが、本人が拒否していたので、教科書やドリル的な勉強はほとんどやらずに、少しでもきっかけを作れれば…と、生活の中に計算や学びを取り入れながら、やってきました。

それから6年が経って、この頃は「勉強が楽しい」と言い、デジタル教材を使って、自主的に毎日勉強をしています。

子どもによっては、高校生になってからスイッチが入る子どももいるようです。

子ども自身が、自分を育てる1番の天才。

その経験を通して、大人は、子どもの学び、成長していく力を信じていれば良いのだな、と感じました。

子どもの成長していく力を信じるのが、親の1番大変で、とても大切な仕事なのかもしれません。

おすすめの記事