人も、世の中も、存在する限りは絶え間なく、変化してゆく。

それが生きていく、この世界に存在するということなのだろう。

その変化は、子どもの成長を楽しみに喜ぶものもあれば、住む世界が交わらなくなり、離れてゆく人を見送る寂しいものもある。

世の中で言えば、穏やかで平和だった頃の世の中を懐かしく思う、全てにおいて成長期でみんなが暮らしに余裕があり豊かだった頃を、懐かしむものもある。

私たちは変化しながら、どこへ向かっているのだろうか。

変化してゆく先には、何があるのだろうか。

螺旋のように、時には交わり、時には重なり、時には離れてゆきながら、私たちは、何を求めて変化してゆくのだろう。

変化のないものに成長はないから…というけれど、変化には成長とともに、喜びも痛みも伴う。

いつか、その先には、穏やかで平らかな世の中が待っているのだろうか。

願わくば、みんなが豊かで穏やかで幸せな、そんな世の中が待っていて欲しい。

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