
若い頃、夫婦にはふた通りのタイプがあると教えてもらった。
夫婦で共に同じ目標に向かって進むために、結婚する夫婦。
全く違う夫婦がお互いに学ぶために、結婚する夫婦。
その時は結婚なんてずっと先の話だと思っていたので、愛し合って結婚する夫婦にそんなに違いがあるものかな、とピンと来なかった。
それから数年して結婚してから、時々その言葉を思い出す。
その話をしてくれた人の場合は、自分たちは夫婦で同じ目標に向かって進むタイプの夫婦だと言っていた。
旦那様がセラピストで、様々な多くの人のセラピーをして、大きな愛で包み込んでいた。
奥様は、日々のこと、お客様のお世話、スタッフのことなど、様々なことをこなしながら、旦那様の仕事を陰から支えていて、とても素敵なご夫婦でした。
私はといえば、自分と似ている人と結婚したつもりで、結婚してから、自分とは全く違うタイプの人だと気がついた。
同じ目標に向かって進んでいるつもりが、お互いに好きな方向へ向かってバラバラに歩んでいることに、結婚後しばらく経ってからやっと気がついた。
今思うと、結婚式の歓談の時間で、夫婦の足並みが揃わなくて、気がついたら別々に参列者と話していたのは、そう言うことだったのだなぁ…と思います。
結婚してから長い時間を過ごしても、お互いになぜそう考えるのか、なぜそんな行動をするのか、全く理解できないことがたくさんあります。
色々な困難がありますが、一緒に努力していこう、と思います。
なので、お互いに学ぶことがたくさんある、学びの日々です。