
ホームエデュケーションというのは、家庭を拠点に学ぶということなのですが、娘がホームエデュケーションを始める時に、情報が欲しいと思い、情報を集めていました。
ホームエデュケーションをしている家庭は今よりも少なくて、2、3軒の家庭で集まっている、とか周りにはホームスクーラーがいないから家族が中心、という家庭もありました。
その中で印象に残った言葉がありました。
家庭を拠点に学ぶということは、生きることを学ぶこと。
外で自然を感じる、虫や生き物を見る、草木や土に触れる、朝が来て昼になり夜になる。
そして毎日、ご飯を作って食べる、何か仕事や家のことをやる。
楽しいことをしたり、自分の気持ちを表現する。
そういう毎日の中で感じること、生きること。
それが全て学びなのだと。
勉強は生きることの中にあって、生活の中にある。
自分の子供時代を振り返っても、とても納得できる言葉でした。
そこから、私にとってホームエデュケーションとは、生きることを学ぶ、そこに軸を置くようにしています。