
悲しみは、心を育ててくれます。
どんなことを悲しく思うのか、どんな時に悲しくなるのか。
誰に対して悲しくなるのか…。
そこを見てゆくと、自分の姿が見えてきます。
それが剥き出しの自分の心なのだと思います。
悲しいと思うのは、ひっくり返すと、それだけ自分にとって大切なことだから。
それだけ自分にとってかけがえのない存在だから。
そこに気がついたら、その気持ちを、大切なことを、大事にしてゆけばいい。
悲しみは、そんな自分の剥き出しの心に気づかせてくれる、とても大切な感情だと思います。