教えることの難しさ

子どもに何かを教える時に、最初は子どもが分からない、できないのは当たり前のこと。

それなのに、最初にやり方を丁寧に伝えることがおろそかになってしまうことが多いように思う。

乳幼児の頃は、当たり前のように丁寧に伝えられるのに、少し大きくなってくると、なんとなく分かるような気がしてしまう。

また、あまり教える、という態度で接するとうまくいかないことが多い。

子どもにも、自分でやってみたい!という気持ちがあるので、そういう時は教えようとするよりも、まずはやらせてみている。

そうすると、今度はうまくいかなかった時に、どう伝えるかも少し注意が必要になる。

教える態度よりも「どうしてうまくいかなかったんだろうね?どう思う?」「こうしたらどうかな?これは?」等、あまりでしゃばらずにポイントだけ声をかけるようにしている。

それでも、少しでも教ようという態度が伝わってしまうと、「ムッ!」とさせてしまうこともしばしば…。

フラットに、淡々と伝えれば良いと思うけれど、声に感情がのりやすくフラットになりにくいので、なかなか難しいなぁ、と思う。

物事をフラットに伝える、これって子どもに伝える時だけではなく、大人の人に伝える時にも良いのでは…と思っています。

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